診療科 病理診断科
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診療科 病理診断科

概要

病理診断科は診療に直接役立つ臨床医学として病理学から独立しました。病理診断科は昨年の医師法の施行細則の改正(平成20年4月)により新しく認められた診療科です。
病院の病理診断科は国際的にもトップレベルの医療を提供する場合には必要不可欠な部門です。
病理診断科の充実は医療の質のバロメーターと言われています。


スタッフ構成

病理専門医1名 病理検査技師(細胞検査士)3名


業務内容

病理診断科では臨床医によって採取された生検組織や手術検体の組織診断や細胞診断を行います。病理診断は最も信頼される病気の最終診断です。とくに重要な仕事は “がん”の確定診断です。
(手術中の迅速診断) 手術中に行う迅速診断では、癌が完全に切除できているか? リンパ節に転移はないか? など顕微鏡で確認を行います。平均所要時間は14分です。
また手術中に腹水の細胞診(癌が腹水に広がっていないか調べる)も行います。
(術後の組織診断) 手術された臓器の病変の確定診断や進行度、悪性腫瘍の切除が完全であるかなどを調べ、術後の治療の方針を決めます。
(生検組織診断) 内視鏡的に採取した病変(胃や腸、膀胱や肺など)の確定診断を行います。特に癌の有無。
地域の医療施設からの病理検査業務を当院の 病理診断センター で受託しております。

  • 症例1

右の写真は胃癌患者の腹水の癌細胞(細胞診)
胃癌の手術後3年目に腹水に気付きました。
腹水の細胞診で癌の再発と診断されました。


  • 症例2

便の潜血が陽性のため大腸の内視鏡検査を行いました。
ポリープが見つかり病理検査で癌と診断されました。(左半分が癌、右半分は正常粘膜)


  • 病理検査の報告までの日数

アメリカ外科病理学会の基準に合わせて診断報告の迅速と正確を目標にしています。
(1) 急ぐ生検診断は朝11時までに申し込むと同じ日の午後4時までに報告。
(2) 通常の生検診断は月、火、木、の申込は翌日報告、水の申込は金曜日、土曜日の申し込みは月曜日にそれぞれ報告されます。
(3) 手術標本の診断は3日から5日目以内に報告されます。


診断の実績

組織検査件数(迅速組織診断)

平成25年 4,514 (49) 件
平成26年 4,433 (51) 件
平成27年 4,358 (26) 件
平成28年 4,534 (48) 件

設備と機器

(1).自動免疫組織化学染色装置( VENTANA )
(2).凍結標本薄切装置 ( クリオトーム、Thermo )
(3).自動包埋装置(エクセルシア、Thermo )
(4).包埋センター( TissueTek )
(5).自動染色装置( TissueTek )
(6).自動封入装置( TissueTek )
(7).自動細胞収集装置( CytoTek )
(8).ディスカッション顕微鏡( NIKON )



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